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先輩の声/藤川 太郎

いまだに学ぶことばかりで、
医学の道、研究の道は果てしなく続きます。

藤川 太郎 2003年入局

人生万事塞翁が馬といいますが、その通りと感じます。1年の浪人を経て大学に入学し、課外活動を満喫した不真面目な学生生活を送りました。もともと音楽が好きで、幼少時に耳鼻科に通ったこともあって興味はあったのですが、臨床実習で頭蓋底外科を知り、その特殊性と専門性にロマンを感じて入局を決めました。入ってみるとユニークな先生が多く、公私ともにお世話になりました。すっかり医局に馴染んだころに先輩がやっていた遺伝子の研究に興味をもって実験室に入り込ませてもらったのが現在まで続く研究への道でした。遺伝子研究、パッチクランプによる電気生理学、学位取得後は留学先での免疫組織化学や電子顕微鏡など、興味の赴くまま様々な経験をさせてもらい、あっという間の15年でした。現在は難聴と中耳炎を専門に研鑽の日々ですが、いまだに学ぶことばかりで、医学の道、研究の道は果てしなく続きます。耳鼻科・頭頸部外科は難しそう、と感じている方もいるかもしれませんが、興味があれば話を聞きに遊びに来てください。きっと気さくな先生たちが、耳鼻科の魅力や研究の楽しさ、女性の働きやすさを語ってくれると思います。舞台は世界です。何物にも代えがたい若さで、夢に向かってがんばってください!